TOEIC335点からの挑戦

超ドメスティックエンジニアがバイリンガルを目指す!
TOEIC335点からの挑戦


第3回 ついにTOEIC受験! いきなり600点を越えるのか?

山本幸志
2008/6/18

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いつかは海外で働きたいかも! 超ドメスティックエンジニアの妄想。目指すはTOEIC(まずは)600点。しかし受験の結果は335点だった……。これは、1人のITエンジニアが英語力向上に励み、TOEICで目標点数を達成するまでの物語である(達成するまで続く)。

久々のTOEIC受験! 結果が出るまでどきどきです

 5月25日(日)、ついにTOEICを受験しました! この連載のタイトルにもなっている、335点という驚異的なスコアを打ち立てた昨年(2007年)の8月19日から数えて、実に9カ月ぶりの受験です。今回は、英会話スクール実施のTOEIC IPテスト(企業や大学などの団体が独自にTOEICを実施できる制度で、スコアは公開テスト同様に認められます)は日程が合わず、公開テストを受験しました。

 前回の受験は、英語の勉強を始めた時点での自分のレベルを測るためのものでしたから、今回の結果にはこの1年弱の勉強の成果がすべて表れることになります。早く結果が知りたいところですが、スコアが送られてくるまでには1カ月ほどかかります。じっくり待つことにしましょう。結果が出たら、恥ずかしいですが報告します。といいますか、恥ずかしい結果でないとよいのですが……。

 試験を受けてみての感触ですが、すみません、正直よく分かりません! 前回の受験から間が空いてしまったため、どれくらいの出来ならどれくらいのスコアなのかという感覚が鈍ってしまったためです。

 正直、思っていたよりも難しかったです。TOEICを受験したことのある方であればご存じかと思いますが、後半のリーディングセクションでは、読解すべき英文の量が非常に多いのです。いまの私のレベルでは、最後まで解答することはできませんでした。

 ただ、リーディングの前半については当初予定していた時間配分で進められました。これは前回よりも改善できた点です。そのほか、受験前に行ったTOEIC対策と成果については、後半でもう少し詳しく紹介します。本来の目的である英語力、特に英会話力についても書いてみたいと思います。

CASECも受けてみました

 TOEICだけでなく、前回の記事(第2回「『あんたの場合、英語よりまず日本語』」)で触れたCASECも受験してみました。しかも、TOEICを受験したのと同じ日にです。

 CASECとは日本英語検定協会が基礎開発を行った英語力判定テストで、Web上でいつでも受験でき、TOEICなどほかのテストの目安スコアが分かるようになっています。私の通っている英会話スクールでは、英語力を判定する指標の1つとして利用しています。

 前回も書きましたが、レベルの確認のため、3月中にCASECを受けようと考えていました。しかし、3月は本業のIT系資格試験で苦戦を強いられ、英語の学習にあまり時間が割けず(英会話スクールだけは頑張って通っていましたが)、CASECも受けられないままになっていたのです。おかげさまで、本業の方はなんとか合格できました!

 そういったわけでなかなか受験できずにいたCASECを、せっかくなのでTOEICと同じ日に受けてみようと思ったのです。同じ日なので実力は同じと考えられ、TOEICの結果と単純に比較ができそうですしね。

 昨年6月に受けたCASECでのTOEICの目安スコアは405点、その2カ月後に受けたTOEICのスコアは335点と、70点の開きがありました。今回はどれくらいの差になるのでしょう。

 CASECは、試験が終了すればすぐに結果が分かります。緊張する時間が短いのは、小心者の私としては非常にありがたいです。今回の結果は以下のとおりです。

TOEICと同日(2008年5月25日)に受験したCASECの結果は506点。TOEICの目安はちょうど500点

 昨年12月に受験した1つ前の結果から、少し伸びました! 前回は464点だったので、約40点の伸びです。ただ、TOEICの目安で見ると、前回の495点からわずか5点(!)の伸びとなっています。セクションごとの結果を前回のスコアと比較すると、「Section 2:表現の知識」がだいぶ下がってしまっていますので、それが原因でしょうか。

 CASECでは、受験者のレベルに従って問題の難易度が変化します。つまり正解すれば次はもっと難しい問題が、間違えたらそれよりも簡単な問題が出題されます。今回はSection 1ではあまり問題が簡単になっていかなかった気がします! が、Section 2ではどんどん簡単になっていき、「やばい」と思っていたら本当に良くなかったです。正解か不正解によって問題が変わるCASECは、受験しながら感覚で分かって面白いです。

 全体的に、少し余裕を持って試験に臨めた気がします。TOEICではあまりにも時間が足りない中で解答していたせいかもしれませんが。

 TOEICの目安スコアがどれだけ正確かは、TOEIC自体の結果が出るまで分かりませんが、手軽に受験できてすぐ結果が出るCASECはやはり便利です。今後もうまく活用していきたいと考えています。

 CASECを定期的に受けることで、その時点での自分のレベルを測ることができ、モチベーションの維持にも役立つと思います。

「どうやったらそんな点数取れるの?」

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