一口にIT業界といってもさまざま。IT・ソフトウェア業界の構造と仕事内容、働く人について説明する。IT業界に就職したい学生は必見だ。 |
今回は、ソフトウェア業界の企業がユーザー企業からビジネスとして受注し、作り上げ、日々守っている情報システムの例を、少し具体的な中身とともに見てみよう。
コンビニは普段の生活に欠かせない存在である。それゆえに人口密集地では、通りを挟んでコンビニが向かい合っているなど、コンビニは生き残りが非常に難しい商売である。
就活学生、必見です! ★楽天オフィスを見学しよう★ |
【12/25】楽天オフィス見学ツアー 楽天のオフィススペースやフィットネスジム、カフェテリアを見学。楽天採用担当者との座談会もあります。12月25日(金)13:00〜15:00 |
広くはないお店に数千の商品を並べるコンビニでは「必要とされる商品を、必要な数だけ並べる」ことが勝敗の分かれ目となる。これをコンビニ店舗ごとに工夫して実現するのではなく、各店舗とコンビニチェーンの、“本部”とが情報システムでつながり、毎日情報を活用することで実現するのが、コンビニの特徴であり、個人商店との違いである。
コンビニの利用者にとってレジカウンターは“お会計の場所”だが、店舗にとっては、“お客さまが、いつ、何を、何個、何と一緒に買ったのか”という情報を得る場所である。この情報が本部で分析され、コンビニの店員が首からぶら下げている機械(発注端末機)を通して、店員が“どの商品をどれだけ発注(補充)するか”を判断する参考情報として活用されている(図1)。コンビニが、競争で生き残っていける秘密がここにある。
図1 店舗システムと本部システムの連携 |
連載:就活で使える IT業界マップ バックナンバー
@IT自分戦略研究所は2014年2月、@ITのフォーラムになりました。
現在ご覧いただいている記事は、既掲載記事をアーカイブ化したものです。新着記事は、 新しくなったトップページよりご覧ください。
これからも、@IT自分戦略研究所をよろしくお願いいたします。