■キャリア、自分戦略 |
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プログラマー現役続行 | |||
●柴田芳樹著 ●技術評論社 2007年9月 ●882円(税込み) 4-7741-3199-7 |
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IT業界で根強くいわれる「プログラマ35歳限界説」。それには、新しい技術に追従できなくなったり、若いころと比べて、気力や体力が衰え、激務に耐えきれなくなってしまうという加齢からくる限界、あるいはそれまでは現場で活躍していても、35歳くらいになるとマネジメントに主軸を移すことを求められ、プログラミングの一線から退いていくというキャリアとしての限界があるだろう。 |
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SEのための「どこでもやれる力」のつけ方 管理者としてもフリーとしても大成できる自立と協調の極意 | |||
●野口和裕著 ●技術評論社 2008年1月 ●2079円(税込み) 4-7741-3366-3 |
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著者である野口和裕氏は@IT自分戦略研究所への寄稿やイベントで講演をするなどしているので、記事を読んだり顔を見たことがある人もいるだろう。そんな野口氏は本書で、自身の経験を織り交ぜながら、エンジニアとして成長していくために必要なことを分かりやすく説いている。 |
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エンジニアが30歳までに身につけておくべきこと | |||
●椎木一夫著 ●日本実業出版社 2005年10月 ●1470円(税込み) 4-534-03984-0 |
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エンジニアに限らず、若いころに経験したことや身に付けたことは、後々になって必ず自分の財産として生きてくる。逆に考えると、若いころにどんなことを経験し、どんな知識や能力を養うことができたのか。それが、将来の自分自身の仕事や人生を決定すると考えてもよいかもしれない。 |
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ハッカーと画家 コンピュータ時代の創造者たち | |||
●ポール・グレアム著、川合史朗訳 ●オーム社 2005年1月 ●2520円(税込み) 4-274-06597-9 |
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プログラミングを楽しみ、優れたソフトウェアを作り上げる素晴らしいエンジニア=ハッカー。プログラミングを志す人には、ITエンジニアなら誰もが知っている有名なハッカーや、あるいは名前は知られていないが、自分の身近にいるハッカーにあこがれる人が少なくないだろう。 |
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働く理由 99の名言に学ぶシゴト論。 | |||
●戸田智弘著 ●ディスカヴァー・トゥエンティワン 2007年7月 ●2730円(税込み) 978-4-8171-9224-0 |
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自分が働くことについて「なぜ働くのか、なぜその仕事を選んだのか」と質問されたら、どれだけ自分の言葉で確信を持って答えられるだろうか。もちろんこの問いへの答えを持つことは任意である。答えを持とうと持たざると、その中身が高尚だろうと陳腐だろうと、それを考えようと考えまいと、働くことだけならできる。 |
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転職面接必勝法 | |||
●細井智彦著 ●講談社 2007年3月 ●1365円(税込み) 4-0621-3918-9 |
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@IT自分戦略研究所とJOB@ITが2007年5月に実施した読者調査によると、読者全体の37.3%が「現在」から「1年以内」または「近い将来」の転職を考えている。また42.3%が「良い話があれば」転職を考えたいという。これら多くの転職を意識しているITエンジニアに、一読をお勧めしたいのが本書だ。 |
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転職者のための「自分に合う」会社の見抜き方 | |||
●谷所健一郎著 ●九天社 2007年5月 ●1365円(税込み) 4-8616-7178-7 |
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転職希望者は、企業に「採用されるか、されないか」、つまり「選ばれる」側と思ってしまいがちだ。確かに採用の判断は企業側にあるといっていい。だが本書の著者は、転職希望者に「企業を『選ぶ』スタンスであるべきなのだ」と発想の転換を促している。 |
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研修では教えてくれない 開発現場で必要な24のチカラ | |||
●山野寛著 ●翔泳社 2006年3月 ●1890円(税込み) 4-7981-1034-5 |
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「技術力だけではなく、提案力や交渉力といったようなノンテクニカルスキルをもつエンジニアが必要とされてきています」(本文より)。確かにそのとおりだ。しかし、果たしてどんなスキルが必要なのか、業務に追われる中、どうやって身に付けたらいいのかと迷う若手エンジニアも多いのではないだろうか。 |
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本当の自分を発見する | |||
●池田輝久著 ●中経出版 2007年2月 ●1365円(税込み) 4-8061-2637-9 |
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本書を手に取ろうとしたとき、タイトルを見てこう思った。「『本当の自分』とは何か。本来、自分に本当もうそもない。実在する主観が自分だ。だから『発見する』必要などないではないか。見つからないとしたらただ自分と向き合っていないだけだ」 |
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その幸運は偶然ではないんです! | |||
●J.D.クランボルツ、A.S.レヴィン著、花田光世、大木紀子、宮地夕紀子訳 ●ダイヤモンド社 2005年11月 ●1575円(税込み) 4-478-73324-4 |
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@IT自分戦略研究所設立時によく用いたスローガンが、「自分戦略をつかめ」という言葉だ。これは、会社任せのキャリアから自分自身でキャリア構築を考え、実践しようというもの。 |
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実録 SEの履歴書 | |||
●SEライフ編集部編 ●技術評論社 2006年10月 ●882円(税込み) 4-7741-2936-4 |
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本書には9人のITエンジニアの半生が記されている。IT業界に入るきっかけ、入った後の修業時代、その人の実績を象徴する技術との経緯、そして自分自身がキャリアについてどう考えているかなど。インタビュー形式で本人の声がありのままに記録されている。 |
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はじめての後輩指導―知っておきたい育て方30のルール | |||
●田中淳子著 ●日本経団連出版 2006年9月 ●1200円+税 4-8185-2604-5 |
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新人を指導中のITエンジニアの知人から次のような話を聞いた。「締め切りを設定して仕事を割り振ったが、期日ギリギリになって『できなかったので先輩がやってください』といわれた」「残業代が出るので、会社に遅くまで残れば残るほど得だと思っている」など。これは極端な例だ(と思いたい)が、新人と現場の間に大きな温度差が存在するのは事実で、指導してその差をなくすのはなかなか難しいものだ。 |
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仕事の哲学――自分で考え、伸びるために | |||
●プレジデント編集部編 ●プレジデント社 2006年11月 ●952円+税 4-8334-5027-5 |
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本書は雑誌『プレジデント』で連載していた経営者へのインタビュー記事を再録したもの。テーマは企業経営者が求める人材と能力であり、それぞれの経営者が考える「こんな社員になってほしい!」という社員像が分かる。 |
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若者はなぜ3年で辞めるのか?――年功序列が奪う日本の未来 | |||
●城繁幸著 ●光文社新書 2006年9月 ●700円+税 4-334-03370-9 |
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副題にあるとおり、本書は日本の年功序列というシステムと、その背後にある昭和的な価値観を深く鋭く説明している。年功序列と昭和的な価値観は、日本の社会と意識の奥深くに根の深いレールのようなものを築いている。だがこの目に見えない人生のレールは、もうこの先には続かないことを本書は如実に教えてくれる。それだけ時代が変化しているのだ。 |
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勝つDBエンジニアのキャリアパス | |||
●斎藤直樹著 ●翔泳社 2006年7月 ●2200円+税 4-7981-1199-6 |
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システムに携わっていれば何らかの形でデータベースを使うことになる。データのないシステムなんてあり得ないからだ。ではデータベースエンジニアとは何をするのか、そのスペシャリストは将来どこへ進むのか。本書は雑誌連載記事を書籍化したもので、データベースエンジニアに焦点を絞って必要なスキルからキャリアパスまでを解説している。 |
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20代会社員の疑問――いま、働くこと | |||
●山本直人著 ●PHP研究所 2006年4月 ●1300円+税 4-569-64966-1 |
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かつて社員とは「休まず、遅れず、働かず」といわれ、きちんした誠実な態度が重要視されていた。だが、いまは違う。その変化はバブル崩壊後あたりから起こり始めたと著者は考える。社会構造は変化したものの、感覚はそう簡単には順応できていない。現在の若手は新しい社会構造と従来の価値観を持つ上司に囲まれ、板ばさみなのかもしれない。これまでにはなかった悩みや不条理も抱えているが、それをうまく自覚させ諭すことのできる人物はあまりいない。 |
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